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埋められた事故車両 怒る中国人

2011年07月25日

  

【新唐人2011年7月26日付ニュース】中国の高速鉄道で起きた追突脱線事故で、すでに少なくとも35人が死亡、200人あまりが負傷しました。現場では、追突車両が壊され、埋められる場面も目撃されています。
 
ネット動画
「万一中に人がいたら?調べもしないで」
 
「あそこに埋めるだなんて、なんていい加減なんだ」
 
「人がいないと言い張っている」
 
現場で撮られた写真からは、7~8台のショベルカーが転落した車両の脇で直径10メートルの穴を掘り、事故車両を壊したあと、車両の破片ごと穴に埋めているのがわかります。
 
情報によれば、事故から一晩明けた午前4時、生存者のいる可能性はないと言われました。しかし、午前5時、生存者を発見。午前7時、生存者のいる兆候がないとして、事故車両が壊されたものの、午後5時、また1人、生存者が見つかりました。
 
香港の鉄道専門家は落雷が事故を招いたという言い方について、最新の鉄道システムは自動停車装置があるため、前の車両が止まっても、後ろの車両は自動的に止まるはずだと指摘。
 
 
死亡者数も論議の的になっています。国営テレビはすでに32人が亡くなったと報道。
 
 
地元衛生局官僚:「現在の死亡者数?マスコミが報道しただろう。35人。けが人は190人あまり。191人だ」
 
地元市民:「36人死亡、114人負傷。」
 
中国の報道関係者によると、中国国内のメディアはすでに、当局から鉄道省発表の情報を即時報道することを求められ、記者を現地に派遣しないことや事故を反省する内容を避けるよう言われたそうです。
 
事故発生後、鉄道省はごく少数の国営メディアを除き、多くのメディアの取材を拒みました。これは記者の怒りを招き、鉄道省の大臣との衝突さえ起きたそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)

 

 

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